「亜鉛」の力を応用した農法で育てたお米の栽培と抗酸化関連商品の販売
亜鉛は人間にとって栄養の上で欠かすことの出来ない必須微量元素です。必要量は1日10mg程度とごくわずかですが、体内に貯える事が出来ないので、食品から毎日摂取する必要があります。また亜鉛は、たんぱく質の合成や骨の発育などに欠かす事の出来ない必須ミネラルです。
亜鉛は新陳代謝を良くし、免疫力を高め、たんぱく質やDNA、RNAの合成に関係し、マグネシウムと同様に100種類近くもの酵素に関与している。カルシウムなどと同様ぜひ摂って欲しいものの一つ。
亜鉛が不足すると、味覚障害や発育不全、機能性障害などを引き起こすといわれています。また、デトックスサプリとしても注目されています。亜鉛は、有害物質を捕まえて、毒性を抑え、排泄されるたんぱく質の誘導役でもあります。
食品に含まれる亜鉛などのミネラルは、ビタミン等と違って、貯蔵や過熱によって失われるということがありません。しかし植物性の食品、野菜にばかり頼っていると、食物繊維の過剰摂取により、亜鉛の吸収をさまたげてしまうものです。動物性食品は、亜鉛を多く含み、その吸収も効率が良いので、適度に摂る必要があります。
亜鉛はタンパク質の合成や、インシュリン等のホルモン分泌など、300種類以上の酵素を活性化させます。特にタンパク質の合成に深く関わっていてこれが不足すると細胞分裂が正常に行われなくなります。そのため味覚障害や脱毛、爪の異常などの症状が発生します。又、亜鉛は人間の免疫力を高め、風邪などをひきにくくしたり、ガンや老化の原因とされている「活性酸素」を抑える酵素を活性化し、ガンや老化の進行を遅くしてくれます。
亜鉛はいくつかの方法で、免疫システムが細菌をやっつけるのを手伝います。まず、ヘルペスや風邪の原因であるウイルスが持つ増殖して感染を広める能力を、直接的に働きかけて弱めます。さらに、侵入してきた病原菌を発見して破壊する免疫細胞の働きを促進して、免疫システムの大事な機能を支えます。また、亜鉛は活性酸素が細胞に与える悪影響を制限する抗酸化反応にも関わり、ビタミンAとともに白血球が体内の細菌を攻撃するのを手助けします。
Na ナトリウム |
Mg マグネシウム |
P リン |
S 硫黄 |
K カリウム |
Ca カルシウム |
Mn マンガン |
Fe 鉄 |
CU 銅 |
Zn 亜鉛 |
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2008年 (S氏) |
23.41 | 86.58 | 320.38 | 94.49 | 195.62 | 58.50 | 1.68 | 1.70 | 0.28 | 2.14 |
2008年 (T氏) |
23.24 | 78.45 | 304.77 | 87.49 | 181.66 | 56.68 | 1.43 | 1.98 | 0.27 | 2.01 |
当社の米 (2009年産) |
22.94 | 87.92 | 283.19 | 79.98 | 274.84 | 43.78 | 2.01 | 1.69 | 0.22 | 2.65 |
標準値 | 1.00 | 110.00 | 290.00 | - | 230.00 | 9.00 | 2.05 | 2.10 | 0.27 | 1.80 |
近年では薬局・スーパーなどのサプリメント販売コーナーには「亜鉛入り」サプリが必ずといっていいほど販売されています。また、一昨年はキリンビバレッジ(株)が“大人のミネラル”亜鉛入りドリンク、「Z-7(ジー・セブン)」を販売し、野茂投手をCFに採用し、「現役続行」のコピーで販売活動していたことをご記憶の方もいるかと思います。なぜ近年、「亜鉛」が重視されているのでしょうか?
実はヒトにとって亜鉛は鉄の次に必要量が多い重要なミネラルです。ヒトの体内で亜鉛は細胞分裂に重要な役割をもたらすほか、体内で不要となった炭酸ガスを赤血球内に運搬して肺からガスとして排出する役割をになっている「炭酸脱水素酵素」や、お酒を飲んだ時に活躍する「アルコール脱水酵素」をはじめ、これまでに分かっているだけでも約300もの酵素で必要なことが知られています。このため、不足すると味覚障害、免疫障害、性機能障害など様々な機能障害が起こることが知られています。特に性機能障害との関連から米国では亜鉛が“セックス・ミネラル”とも呼ばれています。
ところが、最近、多くの日本人が亜鉛不足に陥っているという指摘がなされています。特に約4千人もののサンプルを用いて大規模な血清中亜鉛濃度の調査を行った倉澤隆平医師は「日本人の約10%が潜在的に亜鉛不足に陥っている可能性がある」との指摘をしております。実際、厚生労働省は平成14年に亜鉛を「栄養機能食品成分」として追加しており、文部科学省も平成16年に「給食中の亜鉛含量の目標値」を設定するなど、国を挙げての亜鉛不足への対応策が講じられています。こういったの「亜鉛不足」の指摘はまったく他人事ではありません。簡単な試験法として、亜鉛入りサプリメントをしばらく摂取してみてください。その時に、「いつもの食事がおいしく感じた・香りがよく感じた・食欲がわいた」「“元気に”なった」といったことを感じたら、もしかするとあなたも亜鉛不足であった可能性があります(試してみて損はないですよ!)。
特に前掲の倉澤医師は高齢者医療現場で食欲不振による衰弱者に亜鉛を投与した結果、食欲が回復したほか、意識も明確になり、床擦れも劇的に改善することを報告しており、高齢者への食事による亜鉛補給の重要性を訴えております。また、“ダイエット”で自己流の食事制限を行っている方も亜鉛欠乏に陥りやすいことが指摘されています。女性特有の問題としては、妊娠中には亜鉛の必要量が多くなるにもかかわらず、平成17年の国民健康・栄養調査によれば約9割の妊婦の方が摂取不足となってしまっている実態が報告されています。一方、日本では出生体重2,500g以下の低出生体重児が増加傾向にある中で、低出生体重児は亜鉛が潜在的に不足しているといわれており、妊婦の亜鉛不足解消も重要な課題として認識されつつあります。
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